BLACKHAWK(ブラックホーク)が新型ホルスターを発表
今後は親指でリリースするタイプが主流になる?
BLACKHAWK(ブラックホーク)のSERPA CQCホルスターといえば、実銃用ホルスターながら日本でも手に入りやすく、実用面でも扱いやすさという点からサバゲーでは非常に人気があるホルスターの1つだ。
装備にこだわる人なら、誰しもが知る定番のホルスターだと言えるだろう。
そんなSERPAと同様に広く普及するかもしれない新型ホルスター「T-Series」がこのほどBLACKHAWKより発売された。
ブラックホークには様々なタイプのホルスターが存在するが、特にSERPA CQCホルスターの普及度が高いのはミリフォトでの露出の多さや実用時の保持力やロック解除のしやすさ、また日本で発売される多種多様なガスブロハンドガンにマッチするタイプが多く発売されていることが理由として挙げられるだろう。
実銃界においてもSERPA CQCは長年定番としての地位をキープしつづけていたため、人差し指でロックを解除するスタイルがスタンダードとなっていたが、2016年に発売されたOMNIVOREではホルスターの外側ではなく内側、つまり親指によるロックの解除方式が取り入れらた。ブラックホークはより素早く、より自然にピストルを抜き構える動作を追求していることを謳っており、人間工学に基づいた設計から、親指による操作の方がよりピストルへのアクセスがしやすいという結論に至ったのであろう。
今回、新しく発表されたホルスター「T-Series」はOMNIVOREと同じ親指によるロック解除によりピストルをリリースする機構を取り入れている(ただし、ロック機構、ロック解除の仕組みはOMNIVOREと異なる)。1つのホルスターで様々なピストルに対応できることを目指したOMNIVOREは、ピストルのレールにアダプターを取り付けることでその汎用性を生んでいたが、新型のT-SeriesではSERPAと同じでモデルごとに対応したホルスターを発表する予定のようだ。最初のモデルはGLOCK17、19、22、23、34、35に対応している。
T-Seriesは今後定期的にアップデートを重ね、近いうちにコンパクトモデル、RMR対応モデル、取り付けオプションなどのリリースも計画されているという。また、SERPAシリーズは現在でも世界中で人気のあるモデルのため、今後も生産を中止することはないという。
SERPA同様、日本においてもT-Seriesが定番ホルスターとなる日は意外と近いかもしれない。
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